空soraって・・・ほんとはどこにある?

元々ある本来の幸せ感をそ~っと感じてみる、なんとなく試してみるガイドブック。

ガイドブック ページ54~55

研修会ー一部紹介

 

T参加者:わたしは5年間インドへ探究の旅に出ていました。

そこで、わたしは自分の思考や感情と一体にならないで、ただそれらを観察することを学びました。

思考や感情を観察することは、かなりできるようになりましたが、観察することそのものに限界を感じ苦しんでいます。

観察することは間違いなのでは、と思っています。

 

講師:プロセスとしては観察することはOKです。

なにかをすることに捉われると必ず苦しみます。

あなたは観察することに捉われて苦しんでいるようですね。

では、観察する対象、つまり思考や感情に意識を向けることよりも観察者そのものに意識を向けるとどうなりますか。

 

T参加者:よくわかりません。

 

講師:わかりやすく言えば、あなたの意識は対象に向けているので主体そのもの、観察している源へ意識を向けてください。

また、観察しているのはどちらの自分かと問うことによって、源へ意識が向くでしょう。

 

T参加者:観察している源へ意識を向けると、なにもない・・・という感じです。

 

講師:そこには苦しみがありますか。

観察しようと努力するなにかがありますか。

 

T参加者:(しばらくして・・・)

なにもありません。なにか解放された感じです。

でも思考や感情の観察をしなくていいのですか?

 

講師:その質問をしているのはどちらの自分でしょうか。

 

T参加者:肉体だと思います。

 

講師:OK。では、本質は?

それをしばらく感じてください。

あなたの本質そのものと一体になると、自分は思考や感情でもないとわかる時がきます。

その時、努力なしに観察することができます、しかし観察している意識はありません。

そして、外界で起きている出来事を変えようとあくせくしたり、受け容れようと努力したり、赦さなければならないと思ったりしないでください。

まわりの人々をコントロールしたいという欲求を捨ててください。

あなたは、ただ起きている物事を成り行きにまかせて、神に委ねてリラックスするだけでいいのです。

リラックスできれば、起きているあらゆるものの中に最愛のものが存在していることを感じてください。

思考が湧いてきたら「これを考えているのはどちらの自分か」と問うてください。

静かになれば問う必要はありません。

あなたが感じようと感じまいと、あなたの本質・源は起きているあらゆるものの中に最愛なるものを観ています。

最愛なるものとは神なる存在です。

あらゆる出来事の中に神は存在しています。

怒り苦しんでいる時、悩みの中に、不安で眠れない中にも、人に拒絶されたり、愛する人に先立たれたり、人から騙されたり、大混乱に陥っている時にも、あなたの思考や感情の影響を一切受けることなく、常に変わらず存在しているものがあなたの源にあります。

それがあなたの本質です。

それと1秒間でいいですから一体となってみてください。

1秒間、思考をストップさせて感じてみてください。

(しばらく静寂につつまれる・・・)

あなたが静寂そのものだとほんの少しでもわかれば、静寂さから遠ざけるものはなにか、気づきをもってチェックしてみてください。

そうすれば、日に日に静寂が深まってくるでしょう。

深い静寂の中では自分自身は消え去ります。

チェックしてみてください、静けさから遠ざけるその瞬間を。

10回に1回でもチェックできればOKです。

そして、静けさに戻る、いくつかの方法を試してください。

ほんの少しの言葉で十分です。

方法に捉われないで感じてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドブック『なにもない それ』から著者の了承を得て転載しています。