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海と空と青

元々ある本来の幸せ感をそ~っと感じてみる、なんとなく試してみるガイドブック。

ガイドブック ページ52~53

ガイドブック

研修会ー一部紹介

 

K参加者:ある悩みがあって、ありのままの自分を愛し、状況を受け容れて、相手を許すことができるようになって、楽になりました。

でも、また別の悩みがやってきて、この状況を受け容れ、赦し、自分を愛することに葛藤しています。

この状況を簡単に乗り越えるアドバイスをお願いします。

 

講師:状況を受け容れようとしているのは、どちらのわたしでしょうか。

肉体のわたしか、本質のわたしか。

 

K参加者:肉体のわたしです。

 

講師:本質はどうですか。

 

K参加者:なにもありません。

 

講師:すぐこたえを出さないで、感じてみてください。

頭によるこたえは必要ありません。

感じて本質と一体になることこそ、こたえです。

 

K参加者:(しばらくして)

なんというか・・・・静かです。

平和です。

受け容れようとか赦そうとか、どうでもいい心境です。

 

講師:OK。

あなたの本質は、受け容れようとか赦そうという概念すらありません。

なにもない、自由で平和があるといえば、あります。

そこは既に受け容れ、あらゆることを赦し、もう既に愛そのものなので、愛するという概念もありません。

肉体に軸をおいて、受け容れる、赦す、愛そう、という努力をしているかぎり平和を実現することは不可能でしょう。

なぜなら、一つの出来事を受け容れることがやっとできたとしても、また次々と起こり、その度に努力しなければならないからです。

 

K参加者:(とても静かに心地よさをかみしめている)

10年間いかにはやく受け容れ、赦そうと努力して苦しんできたのかがわかります。

いまとっても自由です。

平和です。(静かに笑いながら・・・)

 

講師:10年間、受け容れる、赦す・・・・ことにとらわれて苦しんだのでしょうね。

それもプロセスです。

なにも無駄なことはありません。

 

K参加者:(静かに深い呼吸をしながら・・・)

あとは自分自身の本質を感じればいいのですね?

 

講師:忘れないで1秒間でも感じることを、何度も何度もくり返し続けてください。

また、忘れてならないことは「感じようとするのは、どちらのわたしか」を時々問うてください。

肉体に軸をおいた「なにかをすること」を卒業してください。

努力なしに本質そのものに気づいたとき、一体となったとき、あなたは永遠の自由と平和を実現して悟りそのものになります。

本質を感じることにとらわれないでください。

とらわれたら「どちらのわたしがとらわれているのか」を問うてください。

最終的には、問うその人がいなかったということがわかります。

あなたの目的地は、なにかをすることではないのですから、どんな方法にも執着しないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドブック『なにもない それ』から著者の了承を得て転載しています。

 

ガイドブック ページ50~52

ガイドブック

研修会ー一部紹介

 

A参加者:わたしは約15年間ありとあらゆるワークショップに参加してきました。最近ではブリージング(呼吸法)によって、感情の浄化に努力をしていますが、うまくいくときと、そうでないとき、両方ありますが、努力し続ければ自分の感情が鎮まって平和になるのでしょうか?

わたしはヒーラーもしていますが、最近思考が多くて混乱しています。

今まで受けたワークショップの数々は無駄だったのでしょうか?

 

講師:どんなワークショップを受けたのかはわかりませんが、プロセスとしては必要であったと思います。ブリージングもあなたの感情や思考を鎮める上では必要な方法でしょう。

(しばらく静寂・・・)

ここで言おうとしていることは、感情の浄化をしようとしているのは、どちらの自分かを問うことによって本質・源そのものへ意識を向けて一体になることによって、感情の浄化という問題そのものを超越することです。

 

A参加者:では、ブリージングは必要ないのですか?

 

講師:プロセスとしては感情や思考を鎮める手段として、必要で役に立ちますが、なにかをやるという行為は肉体の自分に軸を置いているのでそれではいつまで経っても永遠の平和・悟りに気づくことはないでしょう。

感情や思考を鎮めるのに役立つ方法や手段は大いに使ってください。

鎮まったとき、あなた自身の本質・源に意識を向け続けてください。

そうすれば、あなたは本当は誰なのかがわかるでしょう。

そのとき、なにかをすることで悟るのではなく、在ることに気づくことで悟りに至ることがわかります。

 

A参加者:いま、そのお話を聞いて少し混乱しています。

 

講師:では、混乱しているのはどちらのわたしですか。

 

A参加者:肉体のわたしです、思考が混乱して感情が重くなっています。

 

講師:では、本質のわたしはいま、どうしていますか。

 

A参加者:(しばらく感じて・・・)

なにもしていません。混乱もなにもありません。静かです。

 

講師:OK。

これからは1秒でもいいので、なにもないあなたの本質・源を感じてごらん。

一日に何度も感じてみてごらん。

 

A参加者:(とても静かな表情で)

いままでブリージング、インナーチャイルド、ビジュアライゼーション、アファメーション、ヒーリング・・・を試してきましたが、もう必要ないのですね。

 

講師:必要ないと決めたのもあなたの思考に過ぎません。

本質や源を感じ一体となるのは、ある程度感情や思考が鎮まっている方が感じやすいと思います。

ですから感情や思考が鎮まるような、自分にぴったりの方法を活用すればいいでしょう。

 

A参加者:いまのところ、わたしはブリージングが思考を静かにさせてくれるのでよいと思いますが、他になにか方法を紹介してください。

 

講師:「神の意志以外のことは起こり得ない」という真理も心は静かになります。また、平和や幸せの感覚を内なるところへ感じようとしても静かになります。

感謝自体も欲求を鎮めてくれるので静かになります。

重要なことは、あなた自身が実際に体験してみて静かになる方法を活用することです。

注意しておきますが、思考を鎮め静かになる方法にいつまでも捉われないように。

本質や源を感じるための手段に過ぎないことを忘れないように。

多くの探究者が肉体のわたしに軸をおいた方法や手段、練習にとらわれて混乱している様子をみかけます。

 

A参加者:悟りに近づくと、あらゆる手段や方法はいらなくなるのですか。

 

講師:はい。

悟りに近づけば思考や感情は本当のわたしではないとわかるので、どこかにそれらを静かに眺める意識こそが自分自身だと確信できるので、またそれらの思考や感情に対して善悪の判断なしに自由にさせるのでとらわれません。

とらわれないから手段や方法は必要ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドブック『なにもない それ』から著者の了承を得て転載しています。